会社案内

1972年に私の父が小さな精肉店としてスタートさせた相伽和店。元々は祖父が牛飼いをしており戦後、大阪の精肉店で修業をしていたことがきっかけと聞いています。
そんな父が創業した精肉店内に置かれていたのはベビーベッド。赤ちゃんの頃からそこで多くの時間を過ごしていた私は、まさに生まれた頃からお肉がとても身近な存在となっていました。また、お肉への情熱と技術を備えた父の姿も見続けてきました。そんな中、病気がちだった父をサポートするため、私自身も試行錯誤でお店に立つようになりました。
失敗を重ねながらも本を見たり実際に捌いたり、目利きの経験を積んでいくうちにますますお肉の奥深さや魅力にも惹かれていきました。慣れない私に対して、お客様は「ゆっくりで大丈夫だよ」「成長したね」と温かく見守ってくださったことが今でも心に残っています。店舗移転やレストランオープン、お弁当店のオープンなど、場所や形を変えながらもここまで続けてくることができたのは、お客さまや地域の皆さまのおかげだと思っています。そんな方々に少しでも恩返しをしたいとこれまで真剣に向き合ってきました。
これからも長く愛されるお店でいられるよう精一杯取り組んでいきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。